薬剤師として働きたい薬学部のみんなは、就活するうえで情報収集は行なっているかな?ライバルよりも一歩先を進んで就活を有利に進めるなら、正しい情報をどれだけ多く集められるかがカギになってくるんだ。それに君らしく働ける職場を選ぶためにも、情報収集はしっかりと行なっておこう。
ここでは賢く就活するために知っておきたい情報収集の仕方や情報収集のメリットを紹介していくよ。
企業の情報を収集したいのであれば、さまざまな企業が集まる合同企業説明会に参加するのがおすすめだよ。また、就活は複数の企業を比較したうえで選ぶことが大切だから、各企業の説明や採用担当者と直接話せる合同企業説明会は企業や業界の理解を深める絶好のチャンス!
薬局やドラッグストアは特色の似ている企業も多いので、合同企業説明会で話を聞きながらそれぞれの企業の違いを見比べてみよう。
合同企業説明会は参加するのが目的ではなく情報収集のためのものだから、参加する前に企業選びにおいて大切にしたいポイントや軸をしっかり決めておくのも忘れずにね。
応募を考えている企業について知りたいなら、企業のサイトを確認しよう。
企業のサイトには企業情報や理念、採用情報など就活に役立つ情報が掲載されているので、特に採用情報は応募期間が過ぎていたというミスがないようにこまめなチェックが大切だよ。面接に臨む前も、企業の特色や方向性を改めてしっかりと確認しておこうね。
企業のサイトのほかにも、薬学部向けの就職情報サイトを利用するのもおすすめ。どの就職情報サイトを使えばいいのか分からなかったら、友人や先輩に聞いてみよう。
会員登録しておけば企業や就職に関する情報が送られてくるし、企業説明会の予約を行なえるところもあるので、忙しい薬学部生でも効率的に就活を進めていけるよ。
合同企業説明会や企業のサイトでは得られない、リアルな情報を収集するならOB・OG訪問を検討してみよう。希望する企業で働くOB・OGとのコネクションがない場合は、大学のキャリアセンターに相談して紹介してもらうのが一番の近道。また、ゼミやサークルの先輩に相談することで、意外なつながりが見つかる可能性も!
OB・OG訪問では、希望する企業で働く先輩がどういった仕事をしているのかや入社理由、会社の雰囲気、入社後のギャップなどを聞いてみよう。OB・OG訪問をしたからといって内定につながるわけではないけど、企業研究を通して志望動機に使える情報を収集できるのがポイント。
また、就活の取り組み方について教えてもらえれば、今後の就活に役立てることもできるよ。
情報収集を行なうメリットとしては、就活を円滑に進めるために必要なイベントや採用情報を見逃さずに済むというのが第一。たとえば情報収集を行なっていなかったせいで、希望していた企業や病院の選考の機会を逃していた、なんてことにはなりたくないよね。
また、情報を事前にしっかりと収集しておくことで、熱意が伝わる応募書類を作成できたり面接に余裕をもって臨みやすかったり、といったメリットもあるよ。
情報収集を通じて企業研究を進めていくと、それぞれの企業がどんな理念を持って、どのような人材を必要としているのかを知るのにも役立つよ。
特に履歴書や面接でどういったことをアピールすれば良いのか分からないという人こそ、企業が求めている人材を理解できる情報収集はメリットを感じやすいんじゃないかな。
求められている人材さえ分かれば、あとは自分の長所をそこに合わせてどうアピールするか考えるだけ。
1つの基準を自分のなかに作れるので面接に自信が付くし、受け答えも今よりずっとスムーズになるはずだよ。
入社後に自分がイメージしていた職場と違うといったギャップを感じるのは、薬剤師に限らず一般的な就職でもよくある話。
でも、せっかく就活を頑張って入社するなら、「やっぱりここを選んで良かった!」って思いたいよね。情報収集をしっかり行なうということは、企業選びの段階から「自分に合わないかも」というミスマッチに気づけるメリットにつながるんだ。
自分と企業との相性が判断できるようになれば、合わない企業に貴重な就活時間を使う必要はなくなるし、本命の志望先に集中して取り組めるようになるよ。
今はインターネットで簡単に情報収集ができるから、企業のサイトや就職情報サイトを賢く使っていくことが就活を効率的に進めるうえでも大切。就活に役立つ情報を手軽に入手できるのは便利だけど、気をつけたいのは調べただけで満足してしまって実際には何も身に付いていないこと。
また、やみくもに情報を探そうとすると、膨大な情報を追うのに必死になって自分にとって有意な情報を見逃すことにもなりかねないんだ。
だからインターネットで情報収集する際は、まず自分が何について調べたいのかをきちんと明確にしておこう。そうすれば、膨大な情報量の中からでも自分に必要な情報をピックアップしやすくなるよ。