エントリーシートや面接のときに必ず必要になる薬剤師としての志望動機。いったい何を書いたり伝えたりしたらアピールになるのか、迷うことない?そんなときはどうしたらいいか、そのヒントを紹介しているページだよ。
志望動機で絶対にぶらしたらダメなポイントは、いかに相手企業へ向き合って考えられているか、だよ。どの薬局やドラッグストアでも通じる表面的な志望動機だと、他の薬学部生たちの中に埋もれてしまうからね。
でも奇をてらえばいいってわけじゃないから注意してね。この3つの基礎を押さえることからはじめてみよう!
どうしてその薬局・ドラッグストアで働きたいのか、具体例を挙げてアピールしよう!職務経験のない新卒生は基本的に期待値で採用されるのだから、前向きに取り組んでくれるかどうかは、絶対にチェックされるポイントだよ。
「私は貴社のドラッグストアの利用者です。調剤だけではなく生活用品を幅広く取り揃えているので、便利に利用させていただいています。馴染みのある地域密着のお店で薬剤師として働くことで、地域の皆さんの役に立ちたいという思いから、志望しました」
新卒だから経験やスキルはアピールできないって考えていない?大学生活で学んできたことは、十分志望動機としてなら通用するよ。アルバイトやサークルなど、どんな経験でもいいから、それを薬剤師としてどうやって活かせるか、採用担当者にアピールしよう。
「私は学生時代のアルバイトとして、ドラッグストアで働いた経験が3年あります。お客様と接する機会が多く、そこで培われたコミュニケーション力には自信があります。この経験を活かせるのは、お客様との距離の近い貴社だと感じました」
お客様目線で思いを伝える
これこそ新卒の薬学部生だけが使える技だよ!お客様目線という今だけの武器をつかって、新卒らしいフレッシュさをアピールしていこう。この子は素直にお仕事を学んでくれそう、という印象付けにもなるね。
「以前貴社で調剤を購入した際に、薬剤師さんに大変丁寧に説明をしていただき、こころからお客様を思う姿勢に感銘をうけました。私もそのような姿勢を身に着けて、お客様に感謝していただける薬剤師になりたいと思い、志望しました」
基本的な志望動機を押さえたら、より相手へアピールをするためのポイントを盛り込んでいこう!
薬剤師を採用するとき、調剤の知識と同じくらい重視されるのがコミュニケーション能力。
薬剤師は医師の処方箋に合わせて、患者さんに薬を出すことが主な仕事だよね。所属している薬剤師が、いかに患者さんの気持ちに寄り添い、薬の説明を丁寧にできるかどうかで、その薬局・ドラッグストアの評価自体が決まってしまうんだ。
志望動機の中に、患者さんと直接お話しできることへの意欲を組み込んでおくと、アピールに繋がるよ。
薬剤師としての明確なキャリアの目標を伝えることで、入社意欲や熱意が伝えられるんだよ。具体的な目標を設定できる人は、モチベーションを高く保ちながら仕事ができる傾向が強いと言われているんだ。
ただ単純に高い目標を掲げればいいのではなくて、自分の人生設計と相手企業が求めているものを上手くマッチさせていこう。お互い早期退職のリスクは避けたいからね。その企業に勤めている方が、どのようなキャリアプランを立てているのか、下調べが必要だよ。
アピールすべき志望動機があるなら、当然絶対にやってはいけない志望動機もあるよ。
採用担当者は薬学部生とは比べ物にならないくらい、たくさんの志望動機を見てきているんだ。丸パクリなんてすぐにバレるし、本気でない志望動機もしっかり見抜いてくる。素直な気持ちで企業へ向き合うことだけは忘れないようにしてね。