薬剤師の進路の一つである「公務員としての勤務」について、仕事内容やメリット・デメリットについて調べてみたよ。公務員として働く薬剤師は、毎日どんなお仕事をしているのかな?
2016年の厚生労働省の調査※によると、公務員薬剤師は全体の2%ほどしかいないみたい。
一口に公務員と言っても職種や仕事内容は様々で、公立病院での調剤業務や製薬メーカーへの製造許可、立ち入り検査や指導、食品衛生監視員ほか、学校にも薬剤師がいたって知ってた?
全ての幼稚園、小学校、中学校、高等学校は、学校薬剤師が必要と定められているんだよ。子どもが好きな人には、おすすめかもしれないね。
※引用元:厚生労働省「平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/16/index.html)
残業がほとんどない
公務員なので残業は少ないし、休みもしっかりと取ることができるんだね。
充実した福利厚生
産休や育休などの福利厚生制度、住宅手当や扶養手当などの諸手当が手厚いよ。
民間の公務員よりも給与が安い
民間の薬剤師と比較すると、公務員薬剤師の給与の方が若干安くなっているよ。
ビジネススキルが身につかない
民間企業に勤務している薬剤師みたいなビジネススキルを身に付ける機会が少ないみたいだね。
国立病院(国家公務員)で働く薬剤師の、ある一日のスケジュールを紹介するね。
公務員の基本給は「棒給表」に基づいて決められ、薬剤師はこの棒給表のうち「医療職2級15棒級」に該当しているよ。
この棒給表によると、初任給は20万円前後が目安だね。公務員ということもあって福利厚生は充実しているよ。それに有給が取得しやすいみたいだね。
狭き門であることから、なかなか就職率が上がらない公務員薬剤師。反対に、薬学部生から最も選ばれている就職先として、「調剤薬局」と「ドラッグストア」があるよ。
では、「調剤薬局」と「ドラッグストア」であれば、就職先としてどちらが働きやすいのかな?データをもとに比較してみたから、是非参考にしてね。
※引用元:厚生労働省「平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/16/index.html)