薬剤師として、ドラッグストア勤務を希望している薬学部生に向けて、ウエルシアについて調べた内容を紹介するよ。一体、どんなドラッグストアなんだろう?
ウエルシアは、ドラッグストアの中で売上高が日本一(2020年度業績)。それだけ売上を上げているドラッグストアだからこそ、処方箋の取扱数も多いんだ。月間1,000枚以上の処方箋を調剤する店舗だけでも293店舗(2017年8月末時点)あって、この数も業界で多い方なんだよ。
※参照元:DIAMOND Chain Store(https://diamond-rm.net/management/90487/)
高齢化社会が加速する中で、ウエルシアは「通院が難しい高齢者にも貢献したい」と在宅医療に力を入れているよ。医療機関や高齢者施設などと連携して主治医とともに自宅へ訪問し、服薬指導を行うなど、地域医療への貢献に積極的なんだ。ただ薬を販売するだけではなく、「患者に貢献したい」という薬剤師にとって、やりがいを感じられる取り組みといえるのではないかな。
利便性第一の店舗づくりのために、24時間営業店舗や宅配事業の拡大を行っているよ。ドラッグストアが地域のインフラとしての役割を担うことを目指していて、例えばイオン銀行のATMを設置するなど、日々利便性を高めるために試行錯誤しているんだ。
他にも、病院に行く機会が無い患者さんのために、手軽に健康チェックができる血液検査サービスを積極的に導入したり、医師やケアマネジャーとのチーム医療に参加したり、往診の同行を行っている店舗もあるみたい。
薬学部生に知ってほしい
調剤薬局&ドラッグストア
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※2019年3月調査時点、編集チーム調べ
年収 | ウエルシアの公式サイトにモデル年収が掲載されていたよ。年収は勤務区分(国内外への転勤があるナショナル職、隣接県などへの転職があるリージョナル職、原則転居を伴う転勤はないエリア職)によって異なるみたい。転勤ありの場合は、モデル年収は5,595,000円。転勤なしのエリア職を選んでも、5,155,000円と高水準! |
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初任給 | 初任給は、基本給355,000円に通勤手当などの諸手当が加算されるよ。最終的には、勤務区分(ナショナル職・リージョナル職・エリア職)や個人の経験・能力などを考慮して決定されるみたい。昇給は年1回、8月に行われるよ。4月に給与が改定される薬局が多いから、ちょっと珍しいね。 |
ボーナス | ボーナスは年2回、7月と12月に支給されるんだって。支給額は勤務区分(ナショナル職・リージョナル職・エリア職)によって異なるそうだよ。具体的な実績は、公式サイトには掲載していないみたいだね。 |
勤務地 | 岩手・宮城・山形・福島・東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・山梨・長野・新潟・富山・石川・静岡・愛知・岐阜・三重・京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山・島根・岡山・広島の各都府県 |
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転勤の有無 | 下記より選択 ナショナル職:国内外への転勤あり リージョナル職:転勤の範囲は本拠地とその隣接県または直線距離で概ね100km以内 エリア職:原則転居を伴う転勤はなし |
職務内容 | 保険調剤・OTC 医薬品販売管理・在宅業務、及びその他店舗業務(店舗運営・教育等) |
初任給 | 355,000円(初任給・基本給) |
勤務時間 | 1ヶ月単位変形労働時間制 年間所定労働時間:1992時間 月間平均労働時間:166時間 |
年間休日 | 年間116日 年次有給休暇(初年度10日、最高年間20日付与)、慶弔休暇 他 |
福利厚生 | 従業員持株会、退職金制度(一時金・確定拠出年金)、長期障害所得補償制度(LTD制度)、グループ保険・医療保険、健康診断、従業員割引制度、施設利用助成金制度、社宅制度、産前・産後休業成制度(産前6週・産後8週)、育児休業制度(子が3歳になるまで)、介護休暇、育児時短勤務制度(子が中学1年生になる4月まで)、労働組合有 |
昇給・賞与 | 昇給 年1回(8月) 賞与 年2回(7月・12月) |
本社住所 | 東京都千代田区外神田2-2-15 |
電話番号 | 03-5209-5689(直通) |
やくまる君
ウエルシアでは、他のドラッグストアと同じように、医薬品だけじゃなくて化粧品や家庭用雑貨、食品も販売しているよ。お薬を求める患者さん以外のお客様ともコミュニケーションが楽しめそうだね。
ひぃ
これからも成長し続ける会社に就職できれば、自分の成長にもつながりそうね。化粧品の販売や調剤事業が好調みたい。(売れ残った化粧品はもらえるのかしら?)
ふぅ
ひぃの狙いが聞こえてしまったよ…。休日は多いし、福利厚生も良さそうだけど、実際のところドラッグストアって本当にお休みを取れているのかな。そこが少し気になるなあ~。
みぃ
福利厚生を重視して、仕事もプライベートも両立したいなら調剤薬局がおすすめ。調剤業務に専念できるし、病院に合わせた営業時間で早めに業務を終えることができる調剤薬局もあるの。ドラッグストアだけじゃなく、調剤薬局にも目を向けてみましょう。